2022年の技術的な振り返り

1月も終わりに近づいて来たので去年の振り返りをしておきます。去年も色々やりたいこともあったのですが、前半で燃え尽きてしまった感が否めません。それでも 「CSS Maximum Reversi」 は作りきったし、Snowflakeにも出会えたので色々と成長できた一年でした。そして相変わらすRustは可愛いです。

ハイライト

とりあえず3行で振り返ってみます。

  • CSS Maximum Reversiの爆誕
  • 新しい技術にチャレンジ 〜 Snowflakeとか
  • Rustの記事がバズる

細かな振り返り

今年のイベントを思い出しながら振り返ってみます。

CSS Maximum Reversiの爆誕

今年のメインイベントは何と言ってもブラウザで動くリバーシを作りきったことでした。

HTML5/CSS3/Vue3を存分に使った自信作です。WebWorkerを使ってリバーシのAIを作ったり、無駄にOP/EDに凝ったりしています。BGMの作曲まで手を出したのはさすがにやりすぎかとも思いましたが、今やいい思い出です。本当はもっと関連記事を書きたかったのですが、UI/UXデザイナーLT会に登壇して燃え尽きた感があります。

裏話もいろいろあるので、今年はもう少しこの辺を掘り下げられたらと思います。

新しい技術にチャレンジ 〜 Snowflakeとか

去年は 「データクラウド」 であるSnowflakeに触る機会がありました。データクラウドは聞き慣れないかもしれませんが、Snowflakeの自称なので一般的な用語ではないかもしれません。簡単に言えばクラウド上でデータの民主化を実現するプラットフォームです。実際にはデータウェアハウスとデータレイクの特徴を併せ持ったような使い心地です。

特徴的なのは 「ウェアハウス」 といった概念で、完全な従量課金制でデータの利用が可能です。似たような従量課金のサービスにGoogleのBigQueryがありますが、それとの違いはデータ量ではなくウェアハウスが起動している時間に依存した課金になっていることです。このためスポット的に使いたい場合は料金的に非常に節約になるのですが、常時アクセスがあるような状態だとAWSのRedShiftとかの方が安くなるみたいです。

Snowflakeはその他にもデータ統制がしっかりできて、うまくスケールように設計されているのでデータ利活用が捗る感触です。今年はもう少しSnowflakeを実践的に活用してみたいと思います。

その他には資格試験を受ける準備を2つほど進めていました。一つは統計検定2級です。一応過去問5年分を2周くらいしたのですが、まだ受験できていません。「統計学の時間」をもう一度見直して、今年こそは受験したいと思います。

もうひとつはAWS認定に新しく追加されたSAP on AWSの勉強です。一昨年AWS認定11冠を達成しましたが、また新しく追加されてしまったので何とか頑張ってまたコンプリートを目指す予定です。学習には運良く新しく発表された AWS Skill Builder(チームサブスクリプション) を触らせて貰える機会があったので、その中のコンテンツで学習しています。

Rustの記事がバズる

今年もRust愛が止まらなかったのでRustのアドベントカレンダーに参加しました。3年連続です。テーマは「Rustの実用性」ですが、言語比較をやってしまったのでアンチが湧きそうだなーとか思っていたら、案の定コメント荒れました😋

私のアンチへの対応方法ですが、建設的なコメントには誠意を持って対応して、よく分からないコメントや興味の湧かないコメントは華麗にスルーします。そして人格攻撃や反社会的な言動は運営に通報して、余計な反応は一切しません。

まぁ、基本的にアンチが湧くのは人気記事だけなので勲章だと思うことにしています。心臓が弱い人は耐えられないかもしれませんが、耐えるよりも 「スルースキル」 を磨けば、案外簡単に凌げるものなのでこのスキルは記事を書く上では鍛えておいた方が良いです[^1]。

[^1]: スルースキルはを発揮すべきポイントは 「相手が感情的になっている」 かどうかです。相手が感情的になってしまったら生産的な議論は望めず時間の無駄なので、華麗にスルーが正しい姿勢です。もちろん自身も感情的になって言い返したくなる場面もあるかもしれませんが、コメントは 「大勢の人が読む」 ことに気をつけてください。他の人が読むことを考えると、感情的に言い返すことは得策ではなく逆に自分の信用を下げてしまうことにも繋がりかねません。基本的には相手がコメントを返してきたら反射的に応答するのではなく、感謝の気持ちや肯定の意を表明して応答するのが吉です。そうすれば相手は攻撃性の強いコメントはしづらくなります。そしてそれでも攻撃性の強いコメントが帰ってきたら、通報だけして見なかったことにします。感情的なコメントを返したらこちらの負けです。相手を「泳がせる」ことも立派な戦略だと自分に言い聞かせることが重要だと思っています。

結局このRust記事は1週間で2万PVを稼いで、いいねが243付きました。いいねに関しては私のZenn記事の最高記録を更新しました🎉。 この記事を書いてみて何かバズりそうだなという感触がだんだん分かってきた気がします。

テーマとしては 「一般の人が不思議に思っていること」 にすれば良いと思います。例えばこの記事の場合「Rustが開発者に愛されている言語1位になっている理由はなんだろう?」という疑問のアンサー記事になっています。テーマさえ決まれば後はきちんと深堀りさえできれば、ある程度の人気記事になると思います。

確実に人気記事にしたいなら今回のように「比較記事」っぽくして炎上を狙いに行くのも手ですが、きちんと予防線を張って 「他をディスるつもりはありません」 をしっかり全面に出さないと、イタイ記事扱いされて信用を失うのでそこだけは気をつけた方が良いです。もちろん心臓の弱い人やスルースキルがない人にはオススメしません😁

まとめ

今年も技術的に成長は出来たとは思いますが、やはりアウトプットが減っていることが気がかりなのでもう少し細かいネタでもいいので投入を増やしていこうと思います。

あとは統計検定2級とSAP on AWSは確実に取りたいですね。そして資格を取りつつ、何か手を動かして面白いことができないか画策中。Stable DiffusionやChatGPTあたりだとは思っていますが、AIネタをしっかりとモノにして行きたいです。

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