新しいAWS認定「SAP on AWS - 専門知識」は異質だが役に立つという話 〜合格体験談〜

2022年の4月に新しいAWS認定「SAP on AWS - 専門知識」が登場しました。これまではリタイアした認定を除けば11種類のAWS認定が受験可能でしたが、それに加えてぱっと見良く分からない謎の資格[^1]が12個目として加わった訳です。

AWS認定のSAPといえば、Solutions Architect - Professional試験、通称「SAP」のことですが、「SAP on AWS」の「SAP」はSAP社が提供するビジネス向けソフトウェアのことで、基幹システムに導入される代表的なパッケージ製品です。

本記事ではこの「SAP」の謎に迫りつつ、合格体験談を語りたいと思います。AWS認定を持っていない人やSAPを触ったことがない人にも読んで頂けるように配慮したので少しでも興味が湧いた方はぜひお読み下さい。

[^1]: SAPの認知度がそこまで高くないということを揶揄しただけです。SAP Loveの方の気分を害してしまったら申し訳ございません。認知度は別としてSAPが社会を支えている偉大なソフトウェアであることに疑問の余地はありません。

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AWS認定を制覇したのでFAQ形式の振り返り

 
AWS認定を制覇して11冠になったのでFAQ形式で振り返ってみたいと思います。全部読むとかなり長いので興味がある部分だけでも拾い読みして頂ければ幸いです。

(本記事は勤務先のローカルブログに書いたものとほぼ同じです。当然差し障りのある部分は除いています。)

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AWS認定に追加された実技試験「試験ラボ」をくぐり抜けて合格した話(SOA-C02)

AWS認定は少しずつ移り変わってきました。小さいものでは試験内容の改訂から大きなものでは認定の追加や削除まで色々ありました。しかしここにきてAWS認定は別次元の進化を遂げようとしています。なんと試験問題にAWSの実技試験を織り交ぜてきたのです。

「試験ラボ」 と呼ばれるこの試みはAWS認定の試験対策に根本的な変更を求めるものであり、また認定の意義の見直しを迫るものでもあります。本記事では2021/7/27に新しく試験ラボが導入されたAWS認定「SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト(SOA-C02)」の体験談になります。試験ラボの試し方から試験対策まで書ける範囲で書いていきます。

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サーバーレスワークフローをTypeScriptで作成しよう 〜Step FunctionsとCDKによるLambdaの実行順序制御入門〜

この記事はAWS Advent Calendar 2020 - Qiitaの8日目の記事です。
(Qiitaの記事と同一です。)

ワークフロー型のアーキテクチャはAWSでよく見られるイベント駆動型のアーキテクチャと補完関係にあるアーキテクチャです。その考え方はシンプルで明示的に実行順序を記述することで処理の流れを表現します。本記事ではサーバーレスの中核を担う Lambda関数のワークフロー型の実行順序制御 を実現する方法、特に インフラ構築、ワークフロー作成、関数作成と呼び出しを全てTypeScriptで完結させる方法 について、その実現方法と利点を記載したいと思います。

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RustとLambdaの相性が良い7つの理由 〜RustでLambdaをやっていく〜

この記事はRust 2 Advent Calendar 2020 - Qiitaの6日目の記事です。
(Zennの記事と同一です。)

AWS re:Invent 2020、初のオンライン開催ですが盛り上がってますねー
毎日ありえなくらいのアップデートが発表されて興奮の日々を送っています。
しかし、さすがクラウドのシェアNo.1のAWS、王者の貫禄というか凄みを感じます。

 
さて今回はその盛り上がりの勢いを借りて私の大好きなRustを盛り上げたいと思い筆を執りました。RustとLambdaは相性抜群という話を書いてみたいと思います。

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「AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル」に一発で合格する技術(2020/11版)

AWS(Amazon Web Service)は言わずと知れた知れたシェアNo.1のクラウドコンピューティングサービスです。そのAWSの認定資格の中でも最難関と言われている「AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル」に一発で合格することができました(2020年11月)。AWSの実力者でも対策なしでは一発合格は難しいと言われており、対策を十分にしたとしても合格は至難の業と言われています。本記事はなぜこの資格がそこまで難しいかと、なぜ自分は一発合格できたのかを振り返りながらその要因について考察したものになります。

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Pulumiでプログラマのための「Infrastructure as Code」を実践する

「Infrastructure as Code (IaC)」という言葉が生まれてからしばらく経ちました。IaCは簡単に言えばインフラをコード化するという概念です。この言葉に触れた当時はインフラをプログラミングできる時代がやってくるのだと思い、プログラマとして非常に心が躍りました。しかし残念ながらその気持ちは長くは続きませんでした。Ansible, Chef, Puppet, CloudFormation, AWS SDK, Terraform・・・ これらの技術はどれも素晴らしいものだと思います。Docker Composeやkubectl applyには感動した記憶もあります。しかしプログラマとしての自分が告げるのです。何かが足りない・・・本当に欲しいのは「コレジャナイ」と。そして長い、長い旅路の末にようやく巡り会うことができました。Pulumiという希望の星に。

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暗記が苦手な人間が「AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト」に5日間で合格した話

AWS(Amazon Web Service)は言わずと知れたシェアNo.1のクラウドコンピューティングサービス[^1]です。そのAWSの認定の中でも屈指の人気を誇る「AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト」を5日間の勉強で合格することができました。本当に月曜日に思い立って試験の申込みをして勉強を開始し、その週の土曜日の朝一の試験で合格しました。本記事はその合格に至るまでの体験談になります。

[^1]: AWSは主にIaaS(Infrastructure as a Service)を提供しています。

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