AWS認定を制覇したのでFAQ形式の振り返り
AWS認定を制覇して11冠になったのでFAQ形式で振り返ってみたいと思います。全部読むとかなり長いので興味がある部分だけでも拾い読みして頂ければ幸いです。
(本記事は勤務先のローカルブログに書いたものとほぼ同じです。当然差し障りのある部分は除いています。)
想定読者
本記事の想定読者は以下のとおりです。私がAWS認定を受ける前や11冠を目指す前に知っておきたかったことをFAQ形式でなるべく簡潔に書いていきたいと思っています。
- AWS認定に興味を持っている方
- AWS認定を受ける予定の方
- AWS認定11冠を狙っている方
AWS認定について
AWSとは何ですか?
ECサイトを運営する米Amazonが手掛けるクラウドサービスです。
AWS認定とは何ですか?
AWSのAWSによるAWSのための認定資格です。もちろんAWSクラウドを利用する人々のための認定資格でもあります。
なぜAWS認定の取得が流行っているのですか?
AWSがグローバルで一番よく使われているクラウドサービスだからという理由が一番大きいと思います。
AWS認定にはどんな種類がありますか?
基礎コースが1種類、アソシエイト(初級レベル)が3種類、プロフェッショナル(中・上級レベル)が2種類あります。それに加えて専門知識と呼ばれる分野限定の認定が5種類で合計11種類になります。取得した認定の数によりXX冠という言い方がよくされます。
AWS認定より引用
AWS認定のメリットを教えて下さい
認定を取得するための学習過程でAWSのベストプラクティスを効率的に学べることだと思います。それ以外は些末だとは思いますが、詳細は以下の参考情報をご確認ください。
- 参考: AWS認定の利点
認定試験にどんな問題が出たか教えてください
守秘義務があるので答えられません。
- 参考: AWS 認定プログラムアグリーメント(日本語)
認定試験を受けるのにどのくらいお金がかかりますか?
認定によって異なりますが1万1000円〜3万円(税別)です。
ただし認定に合格すると次回以降に利用可能な半額バウチャーが貰えます。
趣味でAWSを使う場合でも無料利用枠がかなりあるので、とりあえずアカウントを作っていても損はないと思います。
- 参考: AWS 無料利用枠
試験時間はどのくらいですか?
認定によって変わりますが、90分〜180分です。
試験はどこで受けられますか?
自宅とテストセンターで可能です。
具体的にどこで受けましたか?
武蔵小杉テストセンター、横浜テストセンター、田町テストセンターで受けました。どこも似たような感じですが、横浜テストセンターが一番大きく整っている気がしました。また自宅受験は試験以外の懸念事項が多すぎるので諦めました。
SAAとかSAPとよく聞きますが何のことですか?
AWS認定の略称(コード?) のことです。詳細は以下のとおりです。CLFだけは何の略かイマイチよくわかりませんが・・・
認定 | 略称 |
---|---|
AWS 認定クラウドプラクティショナー | CLF |
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト | SAA |
AWS 認定デベロッパー – アソシエイト | DVA |
AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト | SOA |
AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル | SAP |
AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル | DOP |
AWS 認定セキュリティ – 専門知識 | SCS |
AWS 認定データアナリティクス - 専門知識 | DAS |
AWS 認定 機械学習 – 専門知識 | MLS |
AWS 認定データベース- 専門知識 | DBS |
AWS 認定高度なネットワーキング – 専門知識 | ANS |
AWS認定は実務で役に立ちますか?
はい、役に立ちます。少なくとも情報処理技術者よりは遥かに実践的な設問なので、SAPとDOPあたりまではAWSを扱う人は実務能力向上目的で取っても損はないです。専門知識は余裕があればという感じですが、セキュリティ専門知識は重要なのでぜひ押さえておくことをオススメします。
試験問題は誤訳が多いと聞いたのですが本当ですか?
本当です。その代わり試験では英語表記でも確認できるので意味がとれなかったら英文を確認してください。
どんな誤訳がでましたか?
「3つ選択してください」とあって、選択しようとしたら2つしか選択できなくて英文を確認したら 「Select TWO」と書いてあり、思わず机を叩いてしまいました。あのとき受験をしていた方々、驚かせてすいません。
学習法
SAAの学習方法を教えて下さい
まだAWSを触ったことがない方はまずはAWSを触るところから初めてください。後の学習効率に差が付くと思います。
AWSは最初の利用から12ヶ月の無料利用期間があるのでその期間はほぼ料金がかかりません(※)。AWSアカウントを作成したら 「AWS 初心者向けハンズオン」を利用して、実際に触りながら体験してみることをオススメします。
- 参考: AWS 初心者向けハンズオン
※「AWS 無料利用枠」の条件をよく確認してください。12ヶ月以内でも無料利用枠に当てはまらないサービスや使い方があります。
SAAの詳細は記事に書いたので興味がある方はご覧ください。
SAPの学習方法を教えて下さい
基本的には多くの方が書かれているように以下のステップで勉強すると良いと思います。一番辛いのは 「模擬問題を周回する」なので1から4までは時間をかけすぎないようにさらっと流して、問題を解きながら理解が浅いと感じたら立ち戻るようにした方が効率が良いように思います。
- 試験ガイドで試験範囲の確認
- Well-Architectedについて理解を深める
- BlackBeltで関連サービスを見る
- YouTubeの1.5倍速がおすすめ
- 対策本が出ているなら一読する
- 模擬問題を周回する
- 試験の問題数(65 or 75問)を3セット、2周以上が理想
模擬問題のありかは試験サンプル、公式の模擬試験、Exam Readiness、Udemy、対策本(市販されている本のことです)、「AWS WEB問題集で学習しよう」等です。その他にも検索すればいろいろ出てくるのでぜひ探してみてください。
SAPの詳細は記事に書いたので興味がある方はご覧ください。
また私が11冠を取ったすぐ後に模擬試験は無料になったようです。もう少し早く欲しかったです・・・
DASの学習方法を教えて下さい
前提としてビッグデータの知識が必要です。もともとこの認定は「ビッグデータ専門知識」でした。データ分析の中でも特にデータの前処理や効率的なデータの保管形式などビッグデータならではの知識が要求されます。以下の関連するキーワードが具体的にイメージ出来ていなければ基礎力が不足しているのでAWS固有の話の前に学習しておいたほうが良いです。あとはSAPの学習方法と同じです。
<関連するキーワード>: データウェアハウス, ETL, Hadoop,Parquet, Elasticsearch, kibana, Pig, Hive, Presto, Hue, Jupyter Notebook, Spark,HDFS,Avro
<関連するサービス>: Redshift, EMR, Kinesis, Athena, Data Pipeline, Glue,Opensearch Service, Snowファミリー
※ 関連するキーワードと関連するサービスは独断と偏見で選んでいます。過不足はあるので参考程度に留めていおいてください。以降に登場するものも同様となります。
MLSの学習方法を教えて下さい
前提として統計と機械学習の知識が必要です。統計に関しては統計WEBをざっと1周すれば、基礎は身につくと思います。機械学習の範囲はG検定のビジネス関連を除いた部分が範囲が概ね重なるので、G検定の教科書を流用できます。あとはSAPの学習方法と同じです。
<関連するキーワード>: 正規分布, ポアソン分布, 分散, 標準偏差, 四分位数, 帰無仮説, 対立仮説, P値, 混同行列, 適合率, 再現率, 線形回帰, ロジスティック回帰 因数分解機械, XGBoost, K-Means, SVM, k-NN, 主成分分析, 決定木, アンサンブル学習, 強化学習,TF-IDF, L2正則化, CNN, AUC/ROC, 次元削減, RMSE, RNN, LDA
<関連するサービス>: SageMaker, Lex, Polly, Kinesis, Mechanical Turk, Comprehend, Transcribe, Translate, Connect, Rekognition
ANSの学習方法を教えて下さい
前提としてはインターネットの基本的な理解は必須です。Direct Connectは普段あまり触れることのできないサービスなので集中的に学習することをオススメします。あとはSAPの学習方法と同じです。ただしANSは公式の模擬試験が用意されていないのでその分は他の手法で学習量を補う必要があります。
<関連するキーワード>: IPv4, IPv6, DHCP, DNS, TCP, UDP, BGP, HTTP, ARP, IPSec, TLS/SSL, MPLS, タグVLAN, NAT, CIDR, VPN, IDS, DDoS, プロミスキャスモード,Wireshark,スニッフィング
<関連するサービス>: VPC, Direct Connect, Route 53, EC2, ELB,ASG,CloudFront,WAF
SCSの学習方法を教えて下さい
前提としてセキュリティの知識が必要です。対策本が発売されていて巻末の演習問題は周回しました。あとはSAPの学習方法と同じです。
<関連するキーワード>: PKI, 公開鍵暗号, 証明書, AES, SSL, IPSec, アクセス制御, 暗号化技術, 脆弱性対策
<関連するサービス>: IAM, Directory Service, Cognito, Organization, WAF, Shield, Firewall Manager, Route53, CloudFront, ELB, API Gateway, VPC, Artifact, KMS, CloudWatch, Config, CloudTrail, Trusted Advisor, Macie GuardDuty, Security Hub, Detective
DBSの学習方法を教えて下さい
前提としてデータベースの知識(特にRDMS、NoSQL)が必要です。対策本が発売されていて巻末の演習問題は周回しました。あとはSAPの学習方法と同じです。
<関連するキーワード>: ACID, トランザクション, コミット, ロールバック, 楽観的ロック, 結果整合性, RDBMS, SQL, DDL, DML, DCL, NoSQL, 列志向DB, グラフDB, ドキュメントDB, 時系列DB, インメモリキャッシュ, イミュータブル台帳
<関連するサービス>: RDS, Aurora, DynamoDB, ElastiCache, DocumentDB, Neptune, QLDB, Timestream
SOAの試験ラボについて教えて下さい
初見殺しなので必ず手を動かす対策を実施してください。思った以上に難しかったです。ある程度対策すれば部分点はとれると思いますが、満点は普段AWSを触っている人でも困難かもしれません。少なくとも以下の関連するサービスはAWSの重要なサービスなので対策をしておいたほうが絶対に良いです。特にEC2やVPCは鉄板のサービスですがUIやメニューが良く変わるので今でも混乱しています・・・
<関連するサービス>: S3, VPC, EC2, EBS, ELB, ASG, SNS, SQS, CloudWatch, RDS, DynamoDB,IAM
SOAの詳細は記事に書いたので興味がある方はご覧ください。
試験結果
合否はいつ発表されますか?
合否は試験終了後にすぐにディスプレイに表示されます。(ただし試験ラボがあるSOAは除く)
得点も含めた正式な発表は5営業日以内とされていますが、当日か翌日には発表されることが多いです。
合格特典について教えて下さい
模擬試験の1回分の無料バウチャーと本試験の1回分の半額バウチャーが貰えます。あとはデジタルバッジが貰えてAWS認定の取得の証となります。他にもいくつかあります。
試験のスコアを教えて下さい
詳細は以下のとおりです。CLFを一番最後に受けたのに予想外に低くて唸りました。合格すると思って対策せずに行ったのが原因ですが、高得点(900点以上)を取りたいと思うのなら対策は必要そうです。
認定 | 略称 | 合格点 | 得点 |
---|---|---|---|
AWS 認定クラウドプラクティショナー | CLF | 700 | 821 |
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト | SAA | 720 | 924 |
AWS 認定デベロッパー – アソシエイト | DVA | 720 | 916 |
AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト | SOA | 720 | 754 |
AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル | SAP | 750 | 770 |
AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル | DOP | 750 | 918 |
AWS 認定セキュリティ – 専門知識 | SCS | 750 | 875 |
AWS 認定データアナリティクス - 専門知識 | DAS | 750 | 768 |
AWS 認定 機械学習 – 専門知識 | MLS | 750 | 894 |
AWS 認定データベース- 専門知識 | DBS | 750 | 804 |
AWS 認定高度なネットワーキング – 専門知識 | ANS | 750 | 821 |
DOPには1回落ちています。720点だったのであと一歩足りなかったです。その他は一発合格です。
資格取得期間を教えて下さい
詳細は以下のとおりです。2019年から2021年にかけて2年3ヶ月をかけて取得しました。
取得月 | 取得した認定 |
---|---|
2019/08 | SAA |
2020/10 | SAP |
2021/01 | SCS |
2021/09 | DVA,SOA,DAS,MLS |
2021/10 | ANS,DBS,DOP,CLF |
9月と10月が詰まって見えますが、コロナで引きこもってた時期にも学習時間は確保しています。
11冠になって分かったこと
11冠になって良かった点があれば教えて下さい
SAPで曖昧だった知識が一段深堀りできた感はあります。知識の繋がりも強化され全体像が見えてきました。
反省点があれば教えて下さい
SAPの勢いでDOPも合格できるだろうと勢いで乗り込んだらあえなく撃沈して激しく後悔しました。プロフェッショナルや専門知識は対策なし(or 一夜漬けレベル)で合格するような試験ではありませんでした。慢心は良くなかったです。
11冠になるにはどのくらいの学習時間が必要ですか?
400時間程度は必要かと思われます。AWS未経験で基礎的なITの素養(基本情報処理技術者相当)がある前提です。
400時間の内訳を教えて下さい
ざっくりですが以下のような感じです。上から順番に認定を取得した場合の想定です。下位資格がある場合はそれを取った上でさらに追加で必要な学習時間を書いています。
認定 | 学習時間(h) |
---|---|
CLF | 10 |
SAA | 30 |
SOA | 20 |
DVA | 20 |
SAP | 80 |
DOP | 60 |
SCS | 30 |
DBS | 30 |
DAS | 40 |
MLS | 40 |
ANS | 40 |
合計 | 400 |
認定の取得と実務能力との関係はありますか
直接リンクしているとは言い難いですが、ある程度の相関はあると思います。車の運転に例えると認定の有無が運転免許のある/なしに対応し、実務能力がオフロードの運転の上手さに対応している感じです。スポーツで例えるなら認定の有無が体力測定の結果にあたり、実務能力がサッカーの上手さに当たるぐらいのイメージです。
具体的に資格保持者はどのくらいのレベルですか?
以下がAWS認定が公表している目安です。
認定レベル | 業務経験 |
---|---|
プラクティショナー | 実務半年以上 |
アソシエイト | 実務1年以上 |
プロフェッショナル | 実務2年以上 |
専門知識 | 実務1年〜2年 |
もう少しわかりやすくレベルを教えて下さい
とりあえずAWSが公表している数値から算出してみました。感覚的にはそれほど外れていないとは思います。
認定 | 経歴 | 備考 |
---|---|---|
プラクティショナー | 入社半年の研修社員 | |
アソシエイトを1つ | 入社2年目の新米社員 | |
アソシエイトを3つ | 入社4年目の若手社員 | 1年*3 |
プロフェッショナルを2つ | 入社5年目の中堅社員(リーダー職) | 2年*2 |
11冠 | 入社13年目のベテラン社員(リードテックorマネジメント職) | 専門知識は1.5年換算 |
業務で使えるレベルを教えて下さい
完全な独断と偏見ですが以下のとおりです。あくまで認定以外の情報がないという前提です。
認定 | 業務レベル |
---|---|
SAA保持者 | IAMユーザを作ってあげてもいいかも |
DVA保持者 | 開発チームに混ぜてあげてもいいかも |
SOA保持者 | 運用の一部をまかせてもいいかも |
SAP保持者 | アドミン権限あげてもいいかも |
SAPとDOPの保持者 | 開発のリーダーをまかせてもいいかも |
11冠 | アーキテクトをやらせる価値があるかも |
どの試験が難しかったですか?
やはりSAPが一番です。DOPも1回落ちてしまったので難しかったです。
11冠はどういう人におすすめですか?
以下のような人にはオススメだと思います。
- SAP、DOPでは物足りなかった人
- 実務経験が豊富でAWSで一人でサービスが作れるようになったフルスタックエンジニア
- 資格蒐集が趣味の資格コレクター
11冠はどういう人に向いていないですか?
向いているかどうかはチャレンジしてみないことには分からないのでチャレンジ精神ある内に動き出したほうがよいです。チャレンジした結果うまく行かなくても学びは多いと思います。今日が今後の人生で一番若い日です。
11冠を目指す価値があると思いますか?
価値観次第だと思います。資格コレクターの方にはもちろん目指す価値があるのだと思います。実用的なサービスを作りたい方は11冠制覇よりも手を動かすことを優先した方がよいと思います。
11冠になって何か変わりましたか?
SAPを取った頃から特に大きくは変わっていません。AWSちょっと詳しい人からAWSちょっとワカル人にはなれたかなと思います。富士登山でいうと5合目あたりです。ようやく山頂にまで続く道が薄っすら見えてきた感じです。
これから11冠を目指す人に一言お願いします
とりあえず目的は見失わない方が良いと思います。11冠を取ることが目的でそのことが強いモチベーションになっているのならそのまま突き進んでください。
AWSを使って良いサービスを作りたいとか、エンジニアとして早く成長したいというのであれば、11冠には拘らずSAP、DOPあたりの教養レベルで止めておいて、モノづくりにチャレンジしたほうが良いと思います。
良いサービスを作りたいのであれば、実務では尖ったスキルも重宝されます。例えばCDKを使って誰よりも早くIaC(Infrastructure as Code)を実現できますとか、SageMakerやGlueを使ってMLOpsを素早く作り込めますとか、AWSのAI SaaSを使って付加価値を実装できますとかです。最先端のサービスをスマートに使いこなしてDXを実現できる人材の価値は非常に高く、これからは重宝されるので狙うならこちらかなと思いました。
エンジニアとしての成長性を重視するなら、とりあえずAWSでフルスタックエンジニアになることを目指して自分で使ってみたいと思えるサービスを作れるようになるまでAWSを使い込んだほうが得られるものが大きいのではないかと思います。クラウドは触ってナンボのところがあるので、手を動かしただけ成長できます。逆にあまりAWSに触れずに書籍やWebの情報のみで資格を取っただけのペーパードライバーだと現場ではあまり役に立ちません。理想と現実の差はあまりにも大きくベストプラクティスを知ったレベルで対応できる業務はほんの僅かしかありません。
バックグラウンド
11冠を目指した動機を教えて下さい
知的好奇心が大きいです。SAPを取ってAWSに少し詳しくなった気がしましたが、理解した気には全然なれなかったのでとりあえず11冠になってみようと思いました。
11冠へのチャレンジは無謀だと思いませんでしたか?
検索するとAWS認定制覇の記事が結構出てくるので、やれないことはなさそうだと思いました。あとコロナ禍で比較的タイムマネジメントやモチベーションマネジメントがやりやすくなったから挑戦したというのもあります。外乱が少なくなったため計画や環境をうまく整えられれば学習時間の確保は以前より容易になりました。
バックグラウンドを教えて下さい
昔UnixやWindowsでミドルウェア開発をしていました。今はAWSを利用したサービスを作っています。
業務でAWSを利用していますか?
はい、AWSを活用しています。
プライベートでAWSを利用していますか?
はい、時々は遊んでいます。
まとめ
AWS認定制覇の記念に振り返りをブログで残したいと思いましたが、より多くの方々のAWS認定に対する疑問にお答えするためにFAQ形式で書いてみました。私自身がAWS認定を知る前や11冠を目指す前に知っておきたかったことを思い出しながら書き起こしました。
本記事がAWS認定や11冠に興味がある方の一助になれば幸いです。