RubyKaigi 2023 in 松本に参加してきました
RubyKaigiがとうとう松本で開催されました。2019年の告知から4年越しの開催です。2019年に現地参加していて当時はmatzこと松本さんの名前である松本市の開催に有頂天になりましが、その一年後のコロナで中止がアナウンスされたときは血の涙を流しました😢
昔からのRubyファンとしては何としてでも参加しなければ思い、仕事を押しのけて参加してきました。
日時・場所
日時と開催場所は以下のとおりです。駅中には横断幕が掲げられており街全体が歓迎ムードでした。
- 日時
- 2023年5月11日(木)〜13(土) 10:00~18:00
- 場所
- 長野県 松本市民芸術館
- 参加費
- 20,000円(Early Bird)
- 参加人数
- 約1700人(38カ国)
前日の水曜日は20:00頃まで仕事をしており、その後新宿バスタから深夜バスで松本に向かいました。到着したのは早朝5:00で店は殆どしまっていたので仕方なく近くのネットカフェに入って仕事していました。このブログの冒頭で「仕事を押しのけて」と書きましたが、結局RubyKaigiの最初の2日間は殆ど松本市民芸術館のWifiにつないでリモートワークする羽目になりました(泣)。
会場内の様子
開場は9:30からでしたが9:00頃には市民芸術館前に着いて、iPhoneでリモート会議(仕事)していました。開場してもなかなか仕事が終わらず続々と入っていく人を指を咥えて見つめていました。10:00に仕事に区切りをつけて受付を済ませて色々と配られていたTシャツやキーキャップ等のノベリティをゲットして、基調講演の開場に向かいました。
セッションとか
基調講演
基調講演はmatz(まつもとゆきひろ)のRubyの30年の振り返りでした。過去に聞いた内容も結構含まれていましたが、新しいビジョンや時代の流れも感じ取れる発表でした。特に「型を書きたくない」という流れが、ChatGPTの出現によってRBSとは別の角度からより身近に感じられるようになったのは熱かったです。
RubyKaigi Committers and the World
やはりRubyKaigiの名物はこれですよね。Rubyコミッターは日本人が多いですが海外のコミッターも少なからずいて英語で様々な議論がかわされていました。
お昼の様子
RubyKaigiはお弁当も豪華です。弁当はいくつか種類があってハラールやベジタリアン向けもありました。私は1日目と2日目は峠の釜めしを食べました。3日目はステーキ弁当をチョイスしました。それ以外にも松本の飲食店で使える3000円分の食事券が配布されたので食事にはあまりお金はかかりませんでした。
おかしとかビールとか
17:00を過ぎると瓶ビールがふるまわれました。フルーティーでとても飲みやすかったです。その他にもお菓子やジュースも配布されていて疲れ切った頭の糖分補給に最適でした。
世界38カ国
RubyKaigiには1300名が38カ国から集まったそうです。下の地図は実際にどこから来たか付箋が貼られたものですが、まさしく国際カンファレンスに相応しい分散っぷりです。
懇親会とか
Leaner Drinkup at RubyKaigi 2023に参加させて頂きました。
美味しい日本酒と料理でRubyistが盛り上がっていました。
エンディング
Rubyを盛り上げてくれたスピーカー、スポンサー、スタッフの方々、お疲れ様でした!
その他
RubyKaigiで松本の観光の施設無料券をもらったので、朝や昼や日曜日に色々回ってきました。
まずはど定番の国宝松本城です。現在では天守を残す城は12しかありませんが、その内5重の天守を残すのは姫路城と松本城だけです。もちろん最上階まで登ってきました。途中の階段はかなり険しい部分もあり、すれ違いもできない場所がありました。登りきった最上階は絶景で北アルプスの雄大な眺めが一望できました。
昼休憩を利用して行ったのが、あがたの森文化会館(旧制松本高等学校)です。大正8年に開校した趣ある校舎で旧制高等学校の仕組みがよく分かる展示もされており非常に勉強になりました。
最後は松本市美術館です。松本市美術館といったら何と言っても草間彌生の常設展です。前衛芸術が身近に感じられる展示でもし見たことがない人は一度は見ておくことおすすめします。その他に特別展でArts&Crafts and Designもやっていたのでついでに見てきました。アーツ・アンド・クラフツ運動には興味がありましたが、あまり詳しく調べる機会がなかったのでこの機会に見れて良かったです。
感想とか
RubyKaigiはフレンドリーで活気に満ちた素晴らしい国際カンファレンスです。
この記事を読んでくれた方に、少しでもRubyKaigiの楽しさをお伝えできたなら幸いです。
参加者、関係者の皆様、お疲れ様でした!
来年は沖縄で会いましょう!