3年ぶりに開催された天下一キーボードわいわい会 Vol.4に参加してきました
約3年4ヶ月ぶりに開催された天下一キーボードわいわい会(天キー)に参加してきました。前回参加したのがもう3年以上前と思うと月日が経つのが非常に早く感じます。あの頃は世界がこんなに重く息苦しくなるとは微塵にも思っていませんでした。
だからこそ、その閉塞感を打ち破るこのイベント復活には歓喜しました。関係者の方々ありがとうございます！
日時・場所
日時と場所は以下のとおりです。開場は12:30からだったので1時間前に余裕を持って到着して1階にあったプロントでコーヒーとピザを注文してゆっくりしていました。30分前になったのでそろそろ会場入りしようとしましたが、いきなりアクシデントが・・・
- 日時
- 2023年3月4日(土) 13:00～17:00
- 場所
- 東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 渋谷フクラス16階 GMO Yours・フクラス
- 参加費
- 500円
- 参加人数
- 250人程
集合場所が8階と書いてあったのでエレベーターで8階に向かいましたがイベント会場が見当たりません。キョロキョロしていると、イベント会場の入り口らしきものを発見しましたが、入れそうもありません。
どうやらイベント会場はそこで間違いなさそうなのですが、結局そこからは入れず一度エレベーターで2階に戻ってから別のエレベーターで8階に行く必要があることが試行錯誤の上で分かりました。フクラス8階に行くには2種類のエレベーターがあって一方はハズレだったのです。これはひどい・・・
同じトラップに引っかかった人が何人かいたみたいなので、これは要改善だと思いました。せめて辿り着けないエレベータには注意喚起の張り紙をしておくか案内メールに書いていて欲しかったです。
いきなりディスりから入って申し訳ないですが、他が申し分ないだけに非常に残念でした。間違ったエレベーターに乗る人も少数派だということも重々承知ですが、次回も同じ会場の可能性もあると考えて記録に残しておくことにしました。
天下一キーボードわいわい会とは
天下一キーボードわいわい会はキーボード好きが集まる日本最大級の交流会です。いわゆる「自作キーボード」界隈の人たちが集まって来ますが、初心者やエンジョイ勢でも比較的入りやすいゆるふわな感じが特徴の交流会です。約3年ぶりの開催でしたが雰囲気は以前と変わらず大勢の方が思い思いのキーボードを持ち寄り触ったり、眺めたりできる至福の場所でした。
一番の醍醐味は自慢のキーボードを好きなだけ持ち込んで展示できることです。特に申請とかは要りません。展示場所は早いもの勝ちですが、持ってきた人はどこかに必ず置けるだけのスペースはあります。
3年前との違いはいくつかあって、１つ目はもちろん感染症対策です。マスク着用はもちろんですが、キーボードの展示もアルコール消毒して良いエリアとアルコール消毒してはいけないエリアに分かれていました。
２つ目は物販がなかったことです^1。これは少し残念でしたが、諸事情により中止になったようです。次のイベントではぜひ復活して欲しいですね。
３つ目はアンチハラスメントポリシーが出来ていたことです。世知辛い世の中になってきたなぁと感じましたが、天キーが広く認知されるとこのような対策も必要ですね。すしペロ事件で広い世の中では性善説は通用しないのだと日本国民は認識してしまいましたので・・・
会場では、見取り図やルールが記載された用紙と天一シールと参加証のシールが配布されました。胸にシールを貼る形式だったので誰だか分かりやすくて良かったです。
お土産としてスポンサーから様々な景品が用意されていました。今回のために抽選用のソフトウェアを作ったそうで、会場のディスプレイに小気味よく当選者が映し出されていきました。 残念ながら自分は外れたので ぴえん🥺です。
セッション
テンキーでは会場に展示されたキーボードを見て回る以外に、キーボードに関するセッションを自由に聴講できます。一番の目玉は自作キーボード番組の 「それはそう」の公開収録です。
以下のトークはどれも面白かったのでぜひ上のYouTubeで視聴してみてください。
- 「自作キーボードの楽しみ方」ゆかり（@eucalyn_）
- 「自作キーボードにおける射出成形の活用と現実」ヨーキース (@Yowkees)
- 「Timothyのひみつ」ぎーくらびっと (@geek_rabb1t)
- 「それはそう」座談会ぺかそ（@Pekaso）、びあっこ（@Biacco42）
- 「レイヤー入門とカナ配列の話」大岡俊彦
- 「エルゴノミクスキーボードの歴史から自作キーボードの未来を考える」satromi (@satromi)
フォトギャラリー
今回もフォトギャラリーを作りました。自分の趣味は分割型の直交配列なので^2多少選出に偏りがありますが、ここに写っているキーボード以外もどれも素敵なものばかりでした。
それではお楽しみください 😺
感想とか
今回3回目の参加でしたが、やはりキーボードはいいものですね。イベントの雰囲気自体は以前と変わらないですが、キーボードのトレンドや製作技術は大分変わったように感じました。
以前は素朴なキーボードキットにキーキャップだけを変えたものとかも見かけましたが、今回はキーキャップからケースまで自作の気合の入ったものが大幅に増えていた感じでした。3Dプリンタを用いたパーツ作成やトラックボール付きのキーボードも市民権を得たようです。驚いたのは射出成形に手を出している猛者もいたことです。金型の抜き勾配について熱く語るニキの存在には胸を熱くしました。
私としては久々にキーボード界隈の活気に触れて元気を貰いました。最近はリモートワークでお気に入りの自作キーボード(Ergo42)で作業できるので特に不満は感じていなかったのですが、色々見直してみようかなと思いました。最近はキーマップもコーディングなしでイジれたり、グループバイなしでも面白そうなキットやキーキャップが手に入ったりとキーボード界隈の充実っぷりが半端ないので、少しでもキーボードに興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか？
本記事がキーボードに興味がある方の一助になれば幸いです。
(この記事はErgo42 with DSA COFFEE HOUSE KEYSET & Cherry MX Redで書きました。)
